■新MH ▼
ぷら
『モンスターハンター(略してMH)』の話でも書いていきます。前回の『新DQ』同様、世界感ぶち壊しです。
MHを知ってる方も、知らない方も、お暇ならば読んでみて下さい。
[D904i wRoJ2]
-2007 10/15 21:58
(159)ぷら
どこからどう見てもただのデカイ岩にしか見えない
『その説明はわしがしよう』
『ジジィ!!生きていたか!!』
条件反射で殴りかかったが簡単に避けられた
ジジィは火山の一件で、打ち上げ樽爆弾に縛り付けて、汚い花火と化して燃え尽きたはずなのだが
『デュー様…こ…この方は…村長では…ありません』
『………』
『まてデュー、この方は俺の師匠で、街の工房からわざわざ来て下さったんだ』
『なんだ、そうだったのか。じいさん、悪かったな』
防具屋が天井から垂れ下がるロープを見詰めてブツブツ言っている
『ほっほっほっ、かまわんよ』
カラカラと笑う爺さん
どこからどう見ても村長にしか見えないのだが
『で…では…師匠……説明を…』
『……』
『ところで爺さん、そろそろ説明してくれ』
『そうじゃな、よく聞いてくれ』
ロープの先に輪を作り、足場になるような台を用意している防具屋
『一見岩にしか見えぬこの塊、じゃがコイツは金属じゃな。永い年月を経て風化してこそおるが、今の技術では生成する事は不可能な特殊な金属で出来ておる』
[SH03A 3WIbM]
-2010 08/28 08:14
(160)ぷら
『金属?なんでそんなモノが火口に?』
『それはわしの専門とする分野では無いが…あの場所には過去に文明が栄えていた可能性がある、と知り合いの学者から聞いた事がある』
やはりあの時に感じた違和感は正しかったようだ
『その話は置いといて、お前さんさえ良ければこの金属を再研磨したいんじゃが』
『俺が持っててもしかたないしな、好きに使ってくれ』
『恩に着る』
その後、他愛のない話を交わしてジイさんは帰っていった
……でっかい塊を担いで
ついでに、あの場所で見つけた黒い植物の種も一緒に渡した
知り合いの学者に調べてもらえるそうだ
貴重なモノを発見出来たのは良かったが、しばらく火山には行きたくないな
[SH03A 3WIbM]
-2010 08/28 08:16
(161)ぷら
-砂漠の水竜-
今日はセラと砂漠地帯に狩りに来た。
獲物はガノトトス。
実際に見たことはないが、噂によると足の生えたデッカイ魚らしい。
おそらくは、『ぷよぷよ』にでてくる赤い魚マンみたいな奴なんだろう。あいつの正式名知らんが。誰か教えて下さい。
砂漠といっても今回は地底湖のある洞窟の中なので暑くはない。
『…くしゅんっ』
どちらかと言えば寒い。
透き通る水を蓄えた巨大な地底湖は、神秘的であり、同時に不気味でもある。
『なにもいませんね』
水面には幾つかの魚影が見えるだけで、それらしき姿も気配もない。
『せっかくだし、釣りでもして待つか』
ホットドリンクを飲みながら釣り糸を垂れる俺とセラ
なかなかの釣りスポットらしく、ハレツアロワナ、小金魚など次々と釣れる
『……なんでデューさんばっかり釣れるんですか』
今だに一匹も当たりがないセラ
『エサなにつけてるの?』
『カエルですけど?』
『……なんでまたカエルをチョイスした?』
『さっきその辺でピョンピョンしてたのを取っ捕まえました』
…………
女の子ってもっとこう…ねぇ…
[SH03A 3WIbM]
-2010 09/10 00:27
(162)ぷら
仕方ない、我が家に古くから伝わる釣りの極意書。
それに記されし技をセラに伝授する時がきたようだ。
『いいか、セラ…我が家に伝わる釣り極意書、“グランダー武蔵”によれば…
――!!
『デデデデューさん!!私にもついに来ました!!当たりです!!凄い引きです!!』
極意を伝授しようと話しかけたと同時にセラの方にもヒット。
とんでもなくしなる竿。
『これは大物ですよ!!凄く重いです!!』
『よし、慌てるなセラ、落ちついて合わせろ』
『はい!!それっ!!』
-----バッシャーン!!
『フィィーーッシュ!!』
勢いよく水面から飛び出し、陸に釣り上げられてビッタンビッタンしている魚。
『やりましたよデューさん!!大物です!!』
そのサイズ、約30メートル。
『………………』
『あれ…でもこの魚、足が生えてる?まぁ気にせずに、早速お刺身にしましょう!!』
ナイフを持って走り寄るセラ。
初めて釣りをしたのがよっぽど嬉しかったのか、その顔は眩しすぎる笑顔。
体調30メートル?
それを釣り上げるって…セラ…何か…何か気付こうよ…人間として踏み入れてはいけない領域だって…
そして、そいつがガノトトスだって…
[SH03A 3WIbM]
-2010 09/10 00:29
(163)ぷら
『デューさん、どうぞ♪捌きたてです』
満面の笑みで刺身を差し出してくるセラ。
断るのも心が痛むのでとりあえず食べる。
『あっ…旨い…』
脂ののった身は意外にも旨い。
『でしょう?私、お刺身大好きなんですよ』
『セラ…旨いだろ?…でもそれ…ガノトトスなんだぜ?』
『…えっ?』
-ピギャァァァ-
立ち上がり、こちらを睨みつけるガノトトス。
魚独特の感情の無いあの目がやたらと怖い。
そして、セラによって刺身にするために少しだけ切り取られた背中の身が痛々しい。
『うちのセラがすいません』
多少の罪悪感を感じつつ武器を構え、戦闘体制をとる。
しかし、やはりデカイ。
負荷の少ない水中で生活するためにここまで大きく成長するのだろう。
隣で武器を構えるセラ。
今回は弓装備で来ている。弓ならば、あの巨体はただの的でしかない。今回はセラの援護に徹する事にする。
『セラ、俺が囮になる。目一杯矢を撃ち込んでやれ』
『了解しました。お気を付けて』
あの巨体なら尻尾のリーチも相当長い。足元に潜り込むか。
[SH03A 3WIbM]
-2010 09/10 00:42
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