シェリー
のり
更新不定期、自作で書いていきたいと思います。皆さんに楽しんでいただけるよう書きたいです。ハンパに終ったりはしないようにしたいです…(^^;
[W42S qUKGY]
-2007 04/20 20:33

(243)のり
############



誠慈「ふゥ…」


(吉井サン家まで大体一時間弱かなァ…)

シェリーとエリを見送ったあと、そそくさと出かける準備を始める。

(今10時やっけん、11時くらいに出れば約束に遅れはせんやろう…)

誠慈「はァァ」



きがおもい。


あれから、毎日のように吉井サンから連絡がきた。
ないがしろにするわけにもいかないので、反応もちゃんとしていた。
だから、いつかはこうなるだろうなとは、自分でもわかっていたことだ。

[W63CA qUKGY]
-2010 06/21 00:42
(244)のり
吉井(回想)「誠慈クンっ!デートしようよ」

誠慈(回想)「……ふぇ?」

吉井(回想)「だからぁ、で・ぇ・と!!」


(デートってあーた……)


吉井サンは何でも率直にものをゆうタイプの人らしい。
だから、一言ひとことに戸惑って隙が生まれてしまう。


吉井(回想)「…いや?」

誠慈(回想)「や、いやとかやないっちゃけど……」

吉井(回想)「じゃけってーい☆」


誠慈「………はぁぁぁぁ」


思い出してもため息が止まらない。彼女は強すぎる。

そして俺は、弱すぎる。


誠慈「…俺ってもしかして、吉井サンに完全に攻略されとる…?」


ポロッと出た独り言に、背筋が寒くなった。


(いかんいかん!しっかりしろ誠慈!!)


吉井サンをに変な気を起こさせるキッカケを作ってはいけないのだ。
ましてや、今から会おうって時に弱気になっているなんて自分自身頼りなさすぎる。


(これから会うのは、ただの年下の女の子…)


自分に言い聞かせながら、軽く身仕度を整えてから部屋を出た。

[W63CA qUKGY]
-2010 06/21 01:04
(245)のり
今日の車の音楽は、自分の好きなアーティストの曲をかけた。
シェリーには申し訳ないけど、吉井サンといる時間にシェリーのことをあまり考えたくないと思っていたから、今回はちゃんとCDを交換した。

とは言っても、吉井サン家へ向かう間に浮かぶのはシェリーのこと。


今から俺が吉井サンと会うの知ったら怒るだろうな。
二人はどこ行ったんだろう。
今何してるかな。
ご飯は何食べるのかな。
あ、シェリーがパクチー嫌いなことエリに言っとけばよかったかいな!?
や、そんなんシェリーが自分でゆうよな。俺超過保護……ってかパクチー入りの料理とかあんまないし心配せんでだいじょぶかな……


あれこれ考えてるうちに、あっという間に吉井サン家についてしまった。
家の前に車を停める。

[W63CA qUKGY]
-2010 06/21 01:40
(246)のり
誠慈「ふゥー………よっしゃっ」


吉井サンと会うことに緊張しているのもあるが、それ以前に女の子(もちろん、シェリーは除き)とデートするのも久しぶりだった。
エリーと付き合っていた頃が最後だから、もうかれこれ2年近くぶりだ。

車の時計は12時を刻んでいるので、そのまましばらく時間になるのを待った。


(シェリーに電話してみよっか…)


そんな考えもよぎったが、それはお邪魔虫すぎる事だと気づいてやめた。

そうこうしている間に時間がきたけれど、まだ吉井サンは外に出て来ないので携帯にかける。
着いたよと伝えると「りょうかーい☆」という明るい声で言い電話が切れた。

[W63CA qUKGY]
-2010 06/21 01:42
(247)のり
吉井「誠慈クンおはよ♪」


助手席に吉井サンが乗り込む。

誠慈「おはよう」

今日は映画を見に行くことになっている。
見たい映画があるそうだ。

吉井「やっとデートしてくれた」

吉井サンが俺の顔を覗き込む。

吉井「誠慈クン、あの夜機嫌悪そうだったから」

だから、誠慈クンの機嫌が悪くない時に会いたかったの、と彼女は言った。

あぁ…そうゆうこと?
…結局俺が原因なんじゃん

吉井「だから今日は楽しそうにしてよね!」

吉井サンのこのことばがなんだかおかしくて、少し申し訳なくなって。
とにかく今日は、ただ楽しもうと思った。

[W63CA qUKGY]
-2010 06/26 03:38

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